(つづき)
では、屋外にある状態では?
今の時期、寒いけど?氷点下になるけど?
そんな質問に、工場の職員が答えてくれました。
「低温によるコンクリートの凍結は、
極寒地域でない限り、可能性は極めて低い。
生コンの出荷に関する温度基準は、5℃以上。であり、
この工場はJIS認定工場になっているが、
認定基準で、それ以下の温度での出荷はダメなことになっている。」
・・・生コンの凍結。って可能性はかなり低いってことか。
でも、まだ、ちょっと不安・・・。
「JIS認定工場なので、間違っても、設計強度以下では出荷できない。
で、強度30をめがけて配合設計すると、30が平均値、で製造される。
つまり、30以下が半分。・・・で、それじゃ50%。
に、なってしまうので、JISの認定基準を満たせない。
それなんで、ある一定数以上が、30以上になるように、
例えば、今回の強度30の場合なら、36をめがけて配合設計する。」
・・・そんなに高強度の配合をするのかぁ。
で、でも、まだ不安・・・。
「養生時に、注意することは、”水分の蒸発”。
湿潤状態に保っておけば、材齢と共にセメントの水和反応が進む。
温度に関しては、
”養生温度が高い”=”初期強度が強い”と、いうだけであって、
長期強度、という点では、高温養生が有利、とは、必ずしも言えない。」
・・・ふむ。
「コンクリート製品を夏期に製造すると、養生時に水をかけるが、
それは、表面の水分が急速に奪われるのを防ぐため。
夏季は乾燥が速いので、それが心配。
で、乾き易さ、という点では、
高温で乾き易い夏季よりも、今の時期の方が、まだいいと思う。」
・・・なるほど。
ちなみに、現場では・・・、
コンクリート打設後は、特殊なシートを掛けて、
過度な温度低下を防ぐ処置をしてくれてた・・・。
コンクリートが、ある程度硬化した後では、凍結しても、凍害は受けない。
・・・らしいので、・・・全然大丈夫なのか。
ちなみに、ちなみに、
今回の生コン工場は、現場から30分程度の場所で、
”出荷後1.5時間以内に荷卸し”って条件も・・・満たしてるのか。
今は冬で・・・。コンクリートの養生・・・大丈夫か?
で、現場監督に色々質問していたら、”じゃ、破壊試験、立ち会いますか?”
・・・ってことで、市内の某生コン工場の試験室。
供試体は6個(第1,4週の強度試験で、それぞれ3個使用)。
基礎に使われるコンクリートは、”30-15-20”。
”30”=強度(N/mm2)
”15”=スランプ(cm)(軟度の試験値=スランプ値)
”20”=粗骨材の最大寸法(mm)
”強度”は、
設計上の必要強度21N/mm2に、”+3”がルール(?)で、24N/mm2。
冬期(?月~3月末)は、”+6”が決まり(?)で、30N/mm2。(すいません、無学で・・・)
”スランプ”は、
コンクリートの柔らかさ。で、
型枠の隅々まで打ち込み出来るかどうかの目安。
普通、8~18で、数字が大きいほど、柔らかい。
”粗骨材”は、
鉄筋の間、とか、鉄筋と型枠の間を自由に流れるように決める。
砂利なら、25mm以下、砕石なら、20mm以下。
それで、肝心の試験結果は、・・・26N/mm2。
1週強度は、目安こそあるけど、特に”合格値”は無くて・・・。
”あー、そうですか”というだけ・・・。
って、もう設計上必要な強度は超えてる・・・。
ただし・・・快適な養生状態(JISの標準の試験条件)では。か。
(つづく)
ANSWER
KYOSUKE HIMURO: ANSWER
GLAYとのコラボCD
EASY LOVE / BITCH AS WITCH
KYOUSUKE HIMURO: EASY LOVE / BITCH AS WITCH
EASY LOVE 作詞:松井五郎/作曲:氷室京介
BITCH AS WITCH 作詞:森雪之丞/作曲:氷室京介
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作詞:森雪之丞/作曲:氷室京介
キレてるメロディー&暗闇的(?)な歌詞。
DON'T SAY GOOD BYE
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作詞:松井五郎/作曲:氷室京介
シングル”VIRGIN BEAT”のカップリング曲だけど、それ以上の存在感。理屈抜きに”名曲”。
CALLING
KYOUSUKE HIMURO: NEO FASCIO
作詞:氷室京介・松井五郎/作曲:氷室京介
この曲を”理解”するのは難しい。真剣に聞いていると鳥肌が立つ。HIMUROは「痛い歌」と表現した。「何か考えなくちゃいけない心理が全部入ってる。」
北方 謙三: 水滸伝〈全19巻〉 (集英社文庫)
2000~2005年の作品。2006年に文庫化・・・で、読んだのは、2008年11月~2009年2月。本気の”読書”行為は、学生時代以来15年振り。薦められ何気なく読み始めたんだけど・・・はまった。すごい迫力&男達が格好いい。